勝ち点2で16強へ。。。

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日本 1(0-0、1-1)1 オーストラリア
得点:日本・87分:前田(梶山)

<スポナビ・選手コメント> <同・レポート>
 
グッダグダ。
諦めずに戦った選手には悪いけど、この年代の日本を代表する選手達がこんなサッカーしか出来ないのか?いや、そんはハズは無い。それぞれのチームで、かつて所属したチームで素晴らしいプレーを見せているじゃないか。

 

じゃあ、何が悪いのかと問われれば、今回は指揮官も一因のように思う。3試合で何も改善できずに、こんなグダグダのサッカーしか出来ないようにチームを仕上げてしまった大熊監督は、今大会後は早々に現在のポジションを離れるべきだろう。この年代の代表が成すべきは、世界大会での結果もさることながら、この先に繋がる選手を多く育てることだ。


勝ち点6で先へ進めなかったアトランタ。勝ち点2で16強へと進む今回。
大会方式に救われているに過ぎない「結果」を評価すべきではない。

水野は、途中から使った方が流れが変わるという。確かにそうかも知れない。けれども、ここまでの流れを見ていれば、水野が投入されるまでの45~70分を捨てて良いと言う理由にはならないと思う。先制点さえ奪えていれば、チームは本来のリズムを取り戻すやも知れない。3戦とも先制され、自分達の思い描く90分間戦いが出来ていない。

自分達のペースで戦うために、ここまで結果を残している選手に多くの時間を与える事をこの監督は考えないのだろうか。
世界という舞台が選手を成長させるんじゃない。選手を成長させるのは、「何が通じて、何が通じなかった」という世界を「測る」事が出来る物差しを得ることだ。「これが自分達のサッカーだ」というものを、現時点で表現できる選手を選び、たとえ玉砕したとしても引き出してやるのが監督の仕事。このままでは選手は自信を得ることも失うことも無く、ただ「もう一回やり直せたら」と言う不完全燃焼の思いしか残らない。

もう、自分達の力を信じてやるしかないモロッコ戦。
「悔いの残らない戦い」が出来るよう、大熊監督には結果を残している水野・家長・前田らを前半から起用して、持てる力を出し尽くして勝ってほしい。