オシムの言葉W杯編

オシムの言葉W杯編

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W杯が近づくにつれて、雑誌紙面にオシム監督の言葉が載る機会が多くなって来たのは、監督の一ファンとして嬉しい限り。
「オシムの言葉」を発行したのと同じ、集英社発行の「Sportiva (スポルティーバ)」の8月号では、「オシムの言葉W杯編」と題して4Pほどの特集記事を組んでいます。


おそらく姉崎での練習の後に行ったインタビューなんでしょう。木村元彦氏が聞き役となって“ワールドカップの「現状」、そして「未来」”をテーマに語られています。読んで目を引くのは、過去何度も話されている「現実的な勝利に徹したサッカー」と、「繰りあいティブなサッカー」との対比。放映権など巨額のお金が動くようになってしまった現在、勝利至上主義に捉われて後者のようなサッカーが少なくなっている事、また放送の有料化で誰しもがワールドカップを見られなくなりつつある状況を危惧されています。


そして、ワールドカップに出る選手たちは、その後に続く選手たちのためにも、未来に繋がるようなサッカーに挑戦して、その姿を見せていくべきだとも。
(巻は、それを体現する事が出来るだのだろうか。。。)
ジェフで常々選手に語っている、「リスクを犯す」「何かを作り上げていく方がいい」人生哲学がここでも言葉の端々に現れています。
今号からの短期連載なので、ぜひ目を通してみては。
<Sportiva (スポルティーバ) 8月号>


また、いつもの長束さんのクロアチアサッカーニュースでクロアチアの新聞にオシム監督がW杯の日本代表について語っていますので、こちらも参考に。
<クロアチアサッカーニュース・5/18(木)>