移籍動向(1/6)

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【獲得濃厚】
FW新居辰基
 ※完全移籍(移籍金:9000万~1億円)
(鳥栖/23歳(1983.12.22生)/170cm・65kg/A型/右)
J1通算:5試合2得点、J2通算:137試合46得点


二年連続J2日本人得点王。上背の無さをスピードと駆け引きと思い切りの良さで克服するストライカー。
<報知> <スポニチ>


FW黒部光昭 ※完全移籍(移籍金報道なし)
(京都/28歳(1978.3.6生)/177cm・75kg/B型/右)
J1通算:103試合28得点、J2通算:76試合39得点
元日本代表:国際Aマッチ4試合0得点
<京都新聞> <ニッカン>


長身では無いもののフィジカル能力に優れたストライカー。左右両足でシュートを撃てる器用さがある。ここ二年はC大阪・浦和とチームを渡り歩き、FW間の競争の中でコンスタントな結果が得られていない。


【放出】
GK櫛野亮
(→名古屋/レンタル移籍・~2008.1.31)
<ニッカン> <中日スポーツ>


アスレチックトレーナー前田弘(→日本代表)
<報知>


年明けから、移籍の情報も増えてきました。
獲得では、確定では無いものの実力派のFW二人の加入が濃厚。新居は、外国籍FWの獲得が無ければ巻の相棒の第一候補として、外国籍FWが加入するならばスーパーサブとしての起用が濃厚。過去に寿人・林を放出しながら、高額の移籍金を投下して獲得するのは微妙な側面も。チーム内では成長著しい青木との競争になるでしょう。


もう一人のFW・黒部は巻の競争相手としてポジションを争うべき選手。代表などで巻のコンディションが優れない時にも貴重なバックアップとなるはず。ただ、ここニ年間は所属チームでスタメン出場の機会が少なく、コンディションが心配ではある。ジェフの運動量の多いサッカーに、早く順応できるかどうかが活躍の鍵になるか。


これで外国籍FWが加入すれば、相当な重戦力。
昨年苦しんだ前線の決定力不足解消に強い決意が伺える半面、まだ出場機会を掴めていない若手FW陣には大きな壁が立ちはだかる事になり、育成の面でモチベーションの維持が大きな課題になりそうです。


一方、放出では懸念されていた櫛野の移籍が濃厚になってしまいました。
移籍先は、元日本代表・楢崎の牙城がある名古屋。元千葉のGKコーチで恩師の芦川さんが居るのも理由の一つかも知れません。今季は、立石・岡本とのポジション争いの中で復活してくれると考えていただけに残念。


「10年間一つのチームでプレーし、なあなあになった部分がある。確かに悩んだが、とにかくうまくなりたい。自分のレベルを上げるには最適だと思った」
と、中日スポーツにコメント。リスタートと言う意味ではこのレンタル移籍も確かに意味があるのかも知れません。一年間別の環境で切磋琢磨して、成長して戻ってきてくれる事に期待。


また、「坊主のトレーナー」と言えば分かり易い、前田トレーナーが日本代表に。新潟経由のエジさんにしろ、小倉さんにしろ人材がこうも放出されてしまうのは、ジェフを中心に考えた時に正直よろしくない。
後任の人選を早く進めて、選手のコンディションに影響が出ないようにしてもらいたいところです。今季の指導・バックアップ体制も、サポコミで突っ込んでみないといけないですね。。。