ガチで負け 第20節・東京V戦 

ガチで負け 第20節・東京V戦 

DSC_0177
久々に、「負けたなー」と言う気分。
これまでは、引かれまくって負けたりはあったけれど、ほぼイーブンの力関係のチーム同士が戦って、それで白黒ついたのは久々と言う感じ。負けて悔しいけれど、引きずるような負け方じゃなかった。
まだシーズンは半分。ヴェルディには、フクアリで仕返しすればいい。


さて、そのヴェルディ戦。
先発には、渡邉が名を連ねる事になった。
本来なら武田だったはずだが、今朝になって体調を崩したらしい。
仕方ないが、プロとしては当日ダウンは失態だろう。 

-米倉--藤田-
兵働----田中
健太郎-勇人-
渡邉----大岩
--智--竹内-

---岡本--- 

ボランチには健太郎が復帰。
これは、ヴェルディの攻撃力対策だったか。

また、審判団はパラグアイのセットと言う珍しい面々だった。
結構細かくファウルを取る審判だったが、この審判団のレフェリングに、選手達が慣れるのには大分時間がかかっていた。

ゲームは、まずヴェルディが主導権を握る。
どちらも厳しい球際のプレーぶりだったが、ヴェルディの個々の選手の技術の高さが、「キープ力」となってリズムを作る。感心したのは、身体を当てられて体制を崩しても、そのボールを何とか味方に繋いでしまうこと。さらに、そのボールを受けた選手も、ロストせずに繋ぎの判断が早い。

加えてヴェルディは、ペナルティエリア近くで、「仕掛ける」プレーを強く意識している。
ジェフの選手が、「パス」を出すようなシーンで、彼らは、「ドリブル」か、フェイントをかませて「シュート」するかする。「自分が」何とかしてやろうと言うプレーが多い。

じっくり繋いでいたかと思うと、途端に前線ではクイックネスを見せる。
なるほど、これは厄介だと、ゲームの始めからして思わされた。

様子伺いの展開だったが、先制点は唐突に入ってしまった。 

ヴェルディのコーナーキック、セレッソからレンタルの杉本が、竹内・渡邉に競り勝って、打点の高いヘッドを押し込む。ヴェルディからすれば、喉から手が出るほど欲しかった先制点。この得点を機に、ヴェルディのプレーには「余裕」が生まれ始める。

ジェフは、サイド攻撃を中心に、反撃を仕掛ける。
しかし、渡邉は試合感覚に乏しく、ボールを前に運べず、大岩もプレッシャーが厳しく、なかなか精度の高いボールが送り込めない。中盤も相手の出足が早く、ゲームの波になかなか乗れなかったサトケンが、何度かボールを失うシーンも。幾度かあったチャンスも、相手に身体を張られ、セットプレーも決め手を欠く。

そんなに、やられている感じは無いのだけれども、何となく相手の「余裕」の中でコントロールされているような、そんな前半だった。

後半になり、サトケンに代えて大介。
イエローカードも受けていたし、監督は、よりボールが回るようにとの意図だったのだろうが、相手のボール回しはこちらの上を行っており、大介一枚では流れを大きく変える事は出来なかった。

0-1の膠着が続き、それを打開しようと木山監督は2枚目のカード、深井を準備する。
しかし、その交代準備の間に、2失点目を喫してしまう。
相手FW阿部を、渡邉が引き倒してしまい、PK。これを沈められて0-2となる。
相手の「仕掛ける姿勢」を、悔しいがものの見事に「得点」に繋げられてしまった。

その後は、さらに余裕の出来たヴェルディが時間をコントロールしながらゲームを進める。
ジェフは、ヴェルディもだが、全般的にガス欠。
正直、交代は田中ではなく、兵働だったのでは?とも思う。田中以上にバテバテだったから。
深井は、カットインしながらシュートを放って強引に打開を図っていたが、田中→深井では、そこまで大きな流れは変わらなかったように思う。 

最後のカードはオーロイ。
渡邉を下げて、スクランブルの3バックを敢行。
左サイドはバテバテの兵働が守るだけの、ほとんどノーガード戦法だ。

一か八かの作戦だったが、思いの外、この交代はヴェルディに対して有効だった。
ハイボールがジャブになって、相手のディフェンスが綻んでいく。

空爆を食らわせる中で、一瞬オーロイの前が空いた瞬間に、強烈なミドルで1点を返す。
しかし、時間はロスタイムを含めても5分ほど。
相手も馬鹿じゃない。残り時間は、憎たらしいまでに食いつぶされて、タイムアップ。
三日天下で、首位を明け渡す形になってしまった。 

ゲーム内容は悪く無かったが、ヴェルディよりも、最後の崩しの部分の判断の速さや勇気で遅れをとったか。
惜しむらくは、武田が出場できていたら、森の上がりを武田の攻撃力である程度相殺できていた様に思う。

失点は、CKとPKだったが、どちらも必然。
力負けと言っていい内容だった。

それだけに、悔しさはあっても、切り替えられる敗戦だ。
ヴェルディを上回る、連携を、判断力を、勇気を身につければ、今のサッカーの延長で勝つことは出来るだろう。
それを、9月のフクアリでやればいいだけだ。

・・・ゲームの話からは離れるが、味スタから帰る時、ゲートに掲げられていた手書きの横断幕。
「ご来場ありがとうございました」と言う感謝と、次回のホームゲームの日付が書かれていた。
今残っているヴェルディのサポは、チームを支える気持ちのある、見習わなければいけないサポーターだ。
数は少なくなっても、昔よりもよほどヴェルディの応援は力強かった。
フクアリでは、逆に思われるような、応援をやらなくては。