消化不良感の残る3-0 第2節・ロアッソ熊本戦

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日曜18時の開催で、熊本まで遠征された皆、現地応援ありがとうございました。
前節の鬱憤を晴らす快勝、遠征の甲斐があったというもの。
本当にお疲れさまでした。

今日は自宅でスカパー観戦。 
ひょーさんを負傷で欠いたチームが、どんな戦いぶりを見せるか、どちらかと言うと不安の方が勝る気持ちで、テレビにかじりついておりました。特に相手は熊本。昨年までなら、陣形を固めて引き篭もる事も厭わないチーム。前節、そう言う戦いに徹した札幌に苦渋を舐めただけに、苦戦を予想してました。 

試合が始まってみると、予想外の早い時間に先制点。
10分、勇人のアシストからケンペスが放ったシュートが相手に当たってゴール。
熊本にとっては「守る」プランを捨てざるを得ない予想外の失点。
このゴールのおかげで、だいぶんラクになっていました。

ただ、兵働不在の影響は大きく。
中盤で出しどころ無くボールをふらふらとキープするシーンやミスパス、バックパス、リズムをなかなか作れない展開が続き、時間ばかりが眠たくなる展開で過ぎて行きます。
停滞した展開の中、前半の終盤にはジャイールが抜け出してシュートを放つものの、バーを直撃。
さらに、後半にも、ジャイールは1対1を決められずに、残念ながら今日は彼の日にはならず。
後半19分で、ナムに交代に。 

ちょっと力みがあるかなと言う感じ。
間違いなく、抜け出た力があるのだから、切り替えて次に期待。

そして、代わったナムがゲームを動かします。
と言うか、ちばぎんも含めて、ナムのキープとパスには、ルーキーらしからぬ「落ち着き」がある。
早すぎるのかも知れないけど、どうもJ2と言う舞台にいるべき選手では無いような空気を感じる。
「司令塔」としての大きなセンスがあるんじゃないだろうか。

そのナムが絡み69分。まず勇人のパスから、ナムがヨネにスルーを出して抜け出し、追加点。
さらに74分、勇人の長いサイドチェンジパスを左にいたケンペスが頭で落して、ナムとワンツー。
ケンペスが抜け出して、右足に持ち替え、冷静にゲット。
停滞していたゲームを一気に動かす、電光石火の2アシストで、ゲームを決めてしまいます。
 
2アシスト共に、 受け手に対してのパスのスピード感が絶妙。
それを、プレッシャーがある中でこともなげにやってみせる。
これは、良い選手だわ。

その後は、ヨネに代えて田中。さらにケンペスに代えて大介を投入。
特に大介が入った後は、ゲームをクローズに入るモードに切り替わって、ほとんど攻撃は無しに。
そのまま、さして危ないシーンを作られる事も無く、3-0でそのまま終了。
アウェイとしての結果では、これ以上無い、ただもっと獲れたので惜しくもある勝利だった。

タイトルの「消化不良感」は、スコアとしては、3-0ではあるけれど、攻撃が繋がらない時間が長かった事への不満から。

昨年終盤に形を見せつつあったオートマティックな攻撃が出来ず、中盤の選手が全く目立たない時間が長かった。
もっと運動量は増やさないといけないし、ジャイールの「個」の力をチームの力に還元出来ていない事が勿体無い。そう言う意味で、ちばぎんで結果を出したセロトップの布陣=ナムの先発は、ジャイールを活かす意味でも面白いと思う。
ケンペスが結果を出す中で、ますます前線の組み合わせが難しいけれども、ナムを使う布陣も、先発のオプションの一つとして、準備できたら面白いと思う。

そして、兵働の不在はやっぱり大きかった。
長引くのなら、相手次第ではあるけれど、ナムはボランチでも面白いとも思う。
彼は、良い意味で予想を裏切って、チームの幅を広げてくれそうだ。

守備面では、左サイドに入ったキムは、不慣れなポジションで頑張っていたものの、相手にとっては狙い所になっていた。スピードがあまりあるわけではないので、スピード系のアタッカーに裏を狙われてしまう。
そのあたりを、どうチームとしてカバーするか、これからのチーム作りを見守りたい。
同じポジションには大岩が居るけれど、これまでのところセンターバックの選手として見られているように映る。
鈴木監督はこのまま行くのだろうか。

ショックの大きい開幕戦の敗戦を振り払って、ようやく今季がスタートしたかのよう。
結果を出した選手は、さらに結果を出し続けるよう頑張って欲しい。
次は難敵の栃木。トレーニングマッチから良い内容を続けているそうなので、気を引き締めて次節に臨んでもらいたい。