関塚新監督就任記者会見

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日付が回ってようやく公式でアップされました。
西部さんの犬の生活が早々とアップしていたので、公式には一段のスピードアップをお願いしたいところ。

さて、関塚新監督の就任会見の前に苦言が一つ。
鈴木前監督の退任コメントが、ここまでありませんね。 
契約解除と言う形でチームを離れる事になったので、コメントをお願いするのも難しかったのかも知れませんが、こう言う別れ際をクラブとしてしっかりけじめをつけられるようになるのも、ジェフがすべき事では無いでしょうか。
少なくともサポには、クラブ自身の声として、鈴木前監督への感謝の言葉は伝わって来てませんよ。

さてさて。
就任会見全文読みました。

最後の質問に対する回答にもありましたが、今は補強と言うより、現有戦力の見極めを行って、土台作りから始めて欲しいと思います。現在順位は13位。プレーオフは狙えない事はないでしょうが、正直、無理してJ1昇格を狙うよりは、時間をかけてでもJ1に上がる為の設計図をしっかりと描いて頂きたいところ。 
その意味では、上がれなかったところで、責任を問われる可能性の少ない現在の順位は、新監督には好都合な事なのでは。

個人的には少なくとも、2年半以上。
それぐらいのスパンで見守らないと、新監督のやりたい事を選手が理解し、選手を揃える時間も無いと思います。

キャンプも無しに、実戦をこなしながらチームを作る訳ですから、上手くいかない事もあるでしょう。
大きな期待を受けながらも、負けが続くことも十分にあり得ると思います。
それでも、今年はもう割り切りましょう。チーム作りの過程では、あり得る話だと。 

シーズン中の監督交代の例で言えば、2000年にザムフィール監督からベルデニック監督にバトンタッチした時が思い出されます。2000年シーズンはさっぱり調子が上がらないまま終了し、ベルデニック監督の責任を問う声もシーズン終了後に挙がりました。

オフには大幅な選手の入れ替えもあり、2001年も三連敗からのスタートでしたが、監督の要望に沿って、ヨンス、エド、ジェレを揃えたこの年の最終順位は、それまでで最高の三位と言うものでした。

結果を出すのには、準備と時間がかかる。
分かっていても、リセットボタンに手をかけてしまうジェフが言えた口では無いですが、二度目のラブコールでようやく承諾して貰った、意中の人で関塚監督があるのならば、島田社長・斉藤TDがしっかりと批判の防壁になって、支えてあげて欲しいと思います。 

サッカーの内容自体は、川崎時代のタテに速い、ブラジル人の個を前面に出した攻撃イメージがあるものの、今は変わって居るかもしれません。今居る選手で、何が出来るか、と言う問題もあります。

ゼロベースではなく、今居る選手の能力を上手く引き出して、新しいジェフ像を作っていって欲しいと思います。

指揮を執るのは7/8からと言う話ですが、ユナパにはジャイールが戻っていると言う怪情報も目にしたりしますし、さてどんなチーム作りになるか。見ていて面白くなる攻撃サッカーを目指して、ぜひ頑張って頂きたいと思います。

関塚監督就任会見レポート (公式)