8年ぶりの最終予選

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北朝鮮戦に行きます。
97年仏W杯の最終予選から親善試合は何度か観に行ったけれども、「世界」に繋がる一戦は、8年ぶり。あの97年の最終予選は、自分の中でもサッカーの応援に対して思い入れが変わった日々。いまだによくビデオを見るけれども、あの時以上の応援は無いんじゃないかと思う。

 

『ドーハの悲劇』の悔しさを全員が噛み締めていたのだろう。
国立を埋めた五万数千の人全員が、目の前で戦っている代表を自分達の力でW杯に出すんだと言う思いに溢れていて、その「声」の塊に力と想いを感じた。漠然と、「これがスタンドとピッチが一体になると言うこと」なんだなと思いながら、自分がこの場に居られる事が嬉しかった。
第三代表決定戦進出を決めたカザフスタン戦の「ニッポン」コールは、今思い出しても鳥肌が立ってくる。

 

いま、代表のスタンドは熱いサッカーファンと言うよりも、ある意味お祭り事目当ての人ばかりになりつつある。寂しいけれども、それはそれで、代表と言う存在が昔よりずいぶん世間に開かれたものになった事の証明だとも言える。


あの8年前の国立とは何もかも違う、埼スタのスタンド。自分は代表サポ、そう言う訳じゃないけれども、8年前の最終予選と変わらない気持ちになって、もう一度応援をやってこようと思う。

 

最終予選は、一筋縄じゃいかないはず。
どんな試合が見れるのか、楽しみだ。