Dead or Alive 勝負の“9.20” 札幌戦プレビュー

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14:00 札幌 vs 千葉(@厚別)
15:30 磐田 vs 横浜(@エコパ)

光芒交錯する勝負の一日を間もなく迎える。
この一戦の勝利は、ヴェルディ戦以上のものになるだろう。勝てば、札幌を引き離し、磐田・横浜の結果がどうであろうと、強烈なプレッシャーを与えることが出来る。

札幌からしても、この一戦に敗れれば、終戦はさらに現実的になる。サポーターも、恐らくは今季最高の気合を持って、彼らの聖地・厚別での勝利を目指してくるだろう。その気迫、その想いを砕いて、勝利せねばならない。
しかし、気合ならばこちらが勝っている。生き残りへの想い。そして、フクアリを穢され続けている悔しさを、ここでぶつけなくて、いつぶつけるか。


札幌は、前節清水に完敗。
しかし、中盤の要であるクライトンと芳賀を欠いて戦っていた。今節は、彼ら二人が戻ってくる。その一方で、DF坪内が出場停止。また、DF箕輪が負傷で出場微妙と言う情報もある。二人を欠く場合は、守備に不安を抱えるだろうが、影響はさほど大きくないだろう。

むしろ、警戒すべきは、ダヴィ・アンデルソン・クライトンのブラジル人3人。彼らが織り成す、個の力をベースにした攻撃だ。前回の対戦では、ダヴィを止められなかった。同じ轍は踏めない。

ジェフが気をつけるべきは、AWAYでの戦い方だろう。
これまでの戦いでは、引き分けも視野に入れて、引いて守ることも多かったが、この試合は、絶対に勝ち点3が必要な戦い。前へ、前へプレッシャーをかけ、攻めの主導権を握る戦いが出来るかが鍵になる。
幸い、前節の勝利でチームの空気は良く、出場停止も居ない、守備も危ない場面はあるが、粘り強く守れている。ミシェウが間に合うかは微妙だが、懸念はそれくらいだ。

前に出ることが出来れば、守備にも安定感が増す。
前線の組み合わせは多彩。巻を軸に、谷澤・深井・新居・工藤・ミシェウ・レイナ・・・彼らをどう絡ませるか。そこは監督の腕の見せ所だ。

「守る気持ち」「安堵感」「慢心」
それらを彼岸の彼方に追いやり、この一戦に全てを賭けられるか。
遠く厚別まで赴くサポの、地元から魂を送る全てのサポの、その力が問われる戦い。

『今こそ! WIN BY ALL!』
道は、自ら切り拓け!