停滞の6試合 岐阜・札幌・富山・京都・東京V・鳥栖

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終盤までリードを保ち、久々の勝ち点3も見えた鳥栖戦だったが、結果は引き分け。
チームは深く嵌り込んだ泥沼から抜け出られず、怪我人、累積警告による欠場も重なり、スタジアムの空気も悪くなってきた。

夏の小休止を挟んで再開したJ2。
岐阜戦の前半から始まる沈滞した空気を、チームはいまだに払拭できずにいる。
オーロイや大介、米倉の負傷も原因の一つではあるのだろうが、シーズン前からの懸念が、予想通りに噴出した結果とも言える。

結局、神戸TDが何と言おうと、継続性は何も無い。
去年のチームは完全にリセットされてしまった。

そして、現実的な勝ち点を求めたチーム作りは、引き出しが少ないサッカーになってしまっていた。それで勝てれば良いが、勝つことも出来なくなってしまった。突き詰めると、「勝てないサッカーを続ける事に意味があるのか?」と言う、逆説的な質問に直面してしまう。

攻撃も、守備も厳しい。
走力、思考力、共にスピードが無く、どうやって攻め守るかが不明確。

今日のゲームでも、深井とゲッセルのファインゴールで3点を奪ったものの、チームが意図しただろう崩しの部分では、精度を欠くかもたついて、得点には至っていない。美しいゴール。意外性のあるゴールに見える今年のゴールは、攻めきれない、攻めの形の無いジェフにあって、戦術と関係の無い形でしか奪えていないゴールだとも言える。

反対に、失点は必然だ。
ゴールはしたものの、やっぱりゲッセルの運動量の無さは穴であるし、その穴を起点に、ジェフの守備のバランスが狂っている。シーズン序盤のように、守りがコンパクトでなく、相手の攻撃を遮断できない。
相手の得点には、カウンターで裏を狙う動きなり、連動した崩しなり、意図を感じる事が出来る。

サポ的に、シーズンが進めばチーム作りが進むものと思う期待があるだけに、それが微塵も感じられないのは見ていて辛いところだ。外人枠も埋めただけで、助っ人レベルで役に立っていない。選手達のプレーにも、モチベーションの差があるように思う。

現状は闇の中。
応援するしかないと言う開き直りの気持ちと、またリセットに向かうのかと言う不安を抱きつつ、次の試合へ向かっていく。

選手達も悔しいだろうが、サポも悔しい。
今はその気持ちがバラバラだけども、それを一つに出来ないと、昇格は無いだろう。

少しずつ空席の目立ち始めたスタンドに、10年前以上の危うさを感じる。