練習試合・明治大学戦

練習試合・明治大学戦

20130211_tg
ファン感の前に10時から行われた、明治大学戦を観て来ました。
オフィシャルにもある通り、60分×2本で、4-1で勝利。

あんまり詳しく書くなと言う事なので、感想を少しばかり。
キャンプが終わってすぐと言う事もあってか、選手の動きはやや重たい感じ。

去年からの「上積み」があったかと言うと、4バックと言うのは一緒だけれど、やっぱり攻撃のやり方は去年との違いも多くて、もう一回構築し直している感じでした。昨年の終盤だと、サイドバックの上がりが、だいぶオートマティックになっていたものが、まだタイミングを図っていて、意図がピタリと連動したシーンはわずか。

前線も、藤田に合わせたり、荒田の抜け出しを狙っていたこれまでと違って、流動的な?悪く言えば、まだ形が出来ていない状態で、ごちゃごちゃっとしてしまっている。
明治のディフェンスもしぶとくて、なかなかラインを押し上げきれない。不用意に余裕が無い状態で最終ラインに戻してしまうシーンも間々あった。そんな時間帯が長かったけれど、時折、「攻撃の連携」が整理されて、スッと前が開く瞬間がある。「形」と言うほどじゃないけど、そう言うシーンが増えてくれば、得点も増えてくるだろう。

そんな中、新加入のジャイールは、その能力の一端を見せてくれていた。
あくまで大学生が相手と言う前提だけれども、ドリブルやパス、スピードも、まずまずあると言うところを見せてくれていた。
真っ直ぐ仕掛ける事も出来る。少し引いた位置でボールを受けて加速。キキッと止まって、身体を開いてサイドバックにロングパス。そのまま中央を駆け上がって、サイドからのクロスをヘディング(枠外)とか。そんな感じで、周りを活かす事も、自分が活かされる事も出来る。あまりジェフの 外人にはいなかったタイプに見える。
昔、FC東京に居たケリーとか、ちょっと近いかな。

韓国から入った二人は、やっぱり助っ人と言うより、大卒新人くらいに見ておくのが良いかも。
そのうち、ナムの方は、体格のワリに体幹がしっかりしている感じで、身体の強い明治のディフェンス相手にも、しっかりボールをキープする事が出来る身体の強さを持っていた。パスもまずまずで、早めのベンチ入りもありそうな感じ。
キムの方は、183cmと言う数字よりも大きく見える。
のっそりと構え、身体の強さで相手を弾き返す。今日はそれほど、彼が目立つシーンが無かったので、まだ何とも言えない。

ちょっとずつ主力の年齢層も上がって来たジェフ。
コンディションは、まだまちまちだった。
これから、練習試合も多く組まれているので、コンディションと共に、攻撃の連携を高めて、期待以上の仕上がりで開幕戦に臨んで欲しい。去年以上に、一人一人が、「自分がやる」強い意思を!