熱狂は無く、ただ凍えるフクアリ。 最終節・讃岐戦

熱狂は無く、ただ凍えるフクアリ。 最終節・讃岐戦

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2015年シーズンが終わりました。
あっけなく。
今日まで可能性が残っていた事実の方が奇跡的でしたが、プレーオフ進出に対して「奇跡」なんて言葉を使って、逆転を祈る。そんなレベルの低い事に、いちいち奇跡なんて言葉、使うべきでしょうか。

今日の試合、果たして1年間、練習を重ねて来たのかと言いたくなるプレーがたくさんありました。
単純なミスパス、崩しながらシュートまで持ち込めないシーン、簡単に裏を取られる守備。
誰がどうではなく、誰もが反省すべき1年間だったのではないでしょうか。

昨年の悔しさを反骨の力に変えられず、J2の9位という過去最低の成績。
ここから立ち直るのは、簡単な話ではないでしょう。
J1復帰よりも、J3降格のほうが早いかも知れない。
何せ、過去10年の成績を並べてみれば、順調に右肩下がりなんですから。

そう言う立ち位置なんだと言う事を、ジェフに携わる人、一人ひとりが危機感を新たにして、来るべきシーズンに臨まなくてはならないと思います。

今日の試合、試合終了の笛が鳴って、10,000人のうち、6,000~7,000人が早々にスタジアムを後にし、喧騒も無く、淡々とシーズン終了のセレモニーが終わって。ここがスタジアムなのかと思うくらいに、寒々しい空間にフクアリがなってしまっていました。

文句を言ううちは、まだ救いがある。
けれど、無関心になってしまったら、救いようがない。
もう、離れたファンや、スポンサーには、その声は届かないのですから。

クラブには、選手や指導陣には、熱狂を提供する義務がある。
3点を獲るチームを作ると言いながら、1点も奪えないチームになってしまった事を、関塚監督が、そして何よりプレーする選手達がどう受け止め、来季に臨むのか。どうすれば、再びフクアリにファンを、サポーターを呼ぶ事が出来るのか。しっかりと考えて、来季に臨んで欲しいと思います。

早々に、一年間を終えてしまい、残念でなりません。
2015年、ジェフサポの皆さん、お疲れ様でした。