練習見学雑感記(2017/01/14)

練習見学雑感記(2017/01/14)

ああ寒い。
大寒波とは言えど、ユナパの寒さナメてましたわ。
明日のキックオフフェスタに行かれるかたも、どうぞ防寒にはお気をつけて。

一ヶ月ぶりに練習を観に行って来ました。
午後練でしたが、そんな事は関係なく、かなり激しくやってましたね。
これは、選手達が相当に大変だと思います。

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16時から始まった練習。
天気はご覧の通り、寒気に伴って流れ込んで来た、低く暗い雪雲がかかり、かなり風も強いと言う、見学するサポーターにもかなり厳しい環境。 しかし、ピッチの中ではそんな事は関係なく、エスナイデル監督と、その指示を伝える通訳さんの声が響いています。

メニューは、1.パスとドリブルを交えたボール回しと、2.6対2のボールの奪い合いを交互に行ってウォームアップ。

1.は、ちょっと複雑で。

8人が、4人ずつ2箇所に、小さな四角形になった状態で選手が配置されて、
まず、4人の中でボールを持った選手が対角線上の選手にボールを出し、
その選手が同じ側にいるもう一人の選手へ短いパスを行い、
もう一度、対角線上の選手にパスを出す。

受けた選手は、2本のポールの間をドリブルして、
もう一方の4人のユニットの側にパスを出す。 

キーパーも含め、全員でやっていました。

最初は、選手もちょっと迷っている様子でしたが、段々とスムーズに。
途中で「逆回し!」と、声がかかって、同じ事を反対の順序で行う。
結構、頭の切り替えが必要そうに感じました。

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2.は単純。以前のチームでもやっていたようなボール回しで。
2人がビブスを持ち鬼になって、周囲の6人のボール回しを中の選手がカットしたら、カットされた選手と鬼を交代する。この練習の時には、ギジェルモコーチも中に入って、陽気にやってましたね。 ちょっと、昔居た、グスタボさんや、ジョゼさんを思い出しました。盛り上げ上手って感じです。

エジさんから、大きな声で、パスを通した数を数える声がかかっていたのもいいですね。 

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ピッチ中央で、ボードを使った説明の後、ゲーム形式での練習に移行。
前の練習からの切り替えの際にも、常に「全員走って来い!」と、これまでには無い、ピリっとした空気。 

それに応えるように、選手たちも激しいプレーぶり。
選手はまだレギュラーの区別はなくごちゃまぜで、5バックにも見えるようなディフェンスラインを組んでみたりと、 興味深い配置でしたが、強調されていたのは切り替えの速さと、リスク管理。

ボランチ全員への指示として、攻撃時にボランチがボールを持ったとき、安易にボールを失わないようゲームを止めて指示を行っていました。

手前に居た乾や、菅嶋が、思い切り良く攻め上がっているのが印象的で、 また、ボランチではアランダの存在感が相変わらず際立っていました。また、キーパー陣も、早速、声を潰すくらいにコーチングしていて、気合が入っている様子がありありとわかりました。

一方で、フィニッシュの迫力は、やっぱりFW陣が手薄なこともあって、あまり感じず。
猛然と攻め上がった後に、誰に出すのか?自分で行くのか?そのあたりが、キャンプを通じ、固まってくれればと。新外国籍FWが、明日のキックオフフェスタでめどがついていると発表があればいいのですが。

キャンプには、間に合って欲しいものです。

練習は、1時間半ほどで終了。
選手達は、笑顔もあれば、緊張感もある、いい練習をやっていたと思います。

エジさんと、べーさんは、特にウォームアップ時に、二手に分かれてチームを見ていました。
監督+通訳&べーさん、ギジェルモさん+エジさんのような感じで。
これから、シーズンが進むにつれて、この分厚いコーチングスタッフが、どう効いて来るのか気になるところです。

来週からはキャンプ。
どんなチームを仕上げて来るか、また新外国籍選手がどうなるか、
楽しみに来月の開幕を待ちたいと思います。