2016-2017 オフシーズン動向まとめ 1/9現在

2016-2017 オフシーズン動向まとめ 1/9現在
【公式発表 IN】
1/6 MF熊谷アンドリュー(J1横浜FM(←J2金沢)/23歳・181cm・72kg/レンタル移籍)
1/5 MFホルへ・サリーナス(オリンピア(パラグアイ1部)/24歳・172cm・64kg)
1/5 MF羽生直剛(J1FC東京/37歳・167cm・62kg/元日本代表)
12/28 DF西野貴治(J1G大阪/23歳・187cm・73kg/レンタル移籍) 
12/26 コーチ江尻篤彦(ジェフU-18監督/49歳) 
12/10 GK山本海人(J1神戸/31歳・188cm・81kg/元日本代表)
12/8 MF清武功暉(J1鳥栖(←J2熊本)/25歳・177cm・65kg)
11/28 コーチ マルコス・ギジェルモ・サムソ(43歳・アルゼンチン国籍)
11/25 監督 フアン・エスナイデル(43歳・アルゼンチン国籍)
7/23 DF溝渕雄志(慶應大/22歳・174cm・68kg)
6/23 MF高橋壱晟(青森山田高/18歳・178cm・71kg)

【公式発表 OUT】
1/6 DF浦田樹(J3FC琉球から復帰後、J3北九州へレンタル移籍)
12/30 MF谷澤達也(J2町田に完全移籍)
12/29 MF小池純輝(J2愛媛にレンタル移籍)
12/28 MF井出遥也(J1G大阪に完全移籍)
12/27 MFパウリーニョ(J2松本へのレンタル期間延長)
12/26 GK藤嶋栄介(J1鳥栖へ復帰後、J2松本へレンタル/レンタル期間満了)
12/19 MF富澤清太郎(契約満了→J1新潟へ完全移籍)
12/16 MF長澤和輝(J1浦和へ復帰/レンタル期間満了)  
12/7 FWオナイウ阿道(J1浦和へ完全移籍)

【契約更新】
1/9 DF大久保裕樹、DF多々良敦斗
1/8 GK大野哲煥
1/5 DF阿部翔平
12/31 DF近藤直也
12/30 DFイジュヨン、GKコーチ櫛野亮
12/28 MF山本真希
12/27 MF菅嶋弘希(J2東京Vからのレンタル延長)
12/17 DF比嘉祐介、GK佐藤優也
12/14 コーチ長谷部茂利、コーチ菅原大介、GK岡本昌弘、DF北爪健吾 
12/6 DF若狭大志
12/5 MFアランダ
12/4 MF佐藤勇人
12/3 FW吉田眞紀人、DF岡野洵、DF乾貴哉
12/2 MF町田也真人

【噂/未確定】
FWエウトン(ECヴィトーリア(ブラジル)からレンタル移籍中) 
DF丹羽竜平(J1鳥栖からレンタル移籍中)
MF仲村京雅(J3琉球へレンタル移籍中)

・・・改めてまとめてみると、妙に鳥栖ラインが太いな。。。 

外国籍選手では、アランダが契約更改してシーズン後の練習にも参加していた一方で、エウトンの姿は見えず。サカダイでは、福岡のウェリントンに興味とか記事があったり、ユナパではオフェンシブMFの外国人が練習参加していたりと、もしかしたら入れ替わりがあるのかも。エウトンを残した方が、連携面では有利になるけど、果たして。

UNITEDでは、来期は外国人枠を使い切ると高橋GMが断言しているので、松本レンタル中のパウリーニョを含め、どのポジションを埋めてくるか。そしてエスナイデル監督が、どんなオーダーをしているか、彼の人脈を活かしての獲得があるのか。楽しみであります。

12/17追記
 GK陣は、岡本、佐藤優が二人とも契約更新。
新たなオファーが無ければ、新加入の山本と合わせて30歳以上の選手が3人という構成になった。レギュラー争いが厳しいのは勿論、再来年以降の生き残りと言う意味でも、選手にとって厳しい2017年になりそう。

チームとしては、補強した山本を第一キーパーに推すのだろうか?
個人的には、岡本には、ぜひ40過ぎても現役で頑張って欲しい。
レギュラー堅持を!

1/8追記 だいぶメンバーが固まって来た。
個人的に残念だったのは、浦田の再レンタル移籍と、谷澤・パウリーニョの移籍だ。

若手のホープが新体制で伸びるところを、去年の岡野・乾のように見たかったと言う思いと、 谷澤と言う誰にも代えがたいジェフの太陽を完全に失ってしまったこと、チーム作りの混乱の中で、キャプテンまで任せたパウリーニョを活かせず、辛い思いをさせてしまったのは悔やまれる。

一方で、新加入選手に目を移すと、中盤の層の厚さは増したものの、最前線とディフェンスラインは心許ない。
恐らく、FWについては新外国籍選手が入るのだろう。
ここにどんな選手を獲得できるのか、また、その選手が稼動試合数を含めて活躍できるのかによって、今季終盤まで昇格も見据えながらの戦いとなるか、それとも昨年よりも少しでも成長することが目的となるか、大きなキーポイントになりそうだ。いずれにしても、枚数も含めて前線は薄い。

またディフェンスラインも、近藤の残留が決まり、西野をレンタルで獲得したことで、層は去年より厚くなったものの、絶対的な強度ではJ2で抜けているとは言いがたい。他のチームが強力なディフェンスリーダーになりそうな外国籍選手をセンターバックにこぞって補強していることを考えると、補強が欲しかったところ。
ただ、イジュヨンの更新が決まり、サリーナスの獲得が決まったことから、あまりもう動きはないだろう。

そうした状況を踏まえると、現時点での予測メンバーは、こんな感じだろうか。

 image

仮に、昨シーズンまでの4-2-3-1として、中盤のオフェンシブでは、船山、也真人、菅嶋、清武、サリーナス、羽生のうち、半分の3人はベンチスタートと言う状況になりそう。
京雅や、新加入で期待を集める青森山田の高橋もおり、誰が出ても面白い面子だ。
それだけに、フィニッシャーの獲得が待たれる。 

ボランチはアランダが軸だが、稼働率がどの程度になるか。
相方は、勇人、山本に加え、先日加入が発表された、熊谷だろうか。
ここに、京雅、高橋の可能性もある。

最終ラインでは、左が激戦区。
昨季終盤にレギュラーを掴んだ乾に対し、新体制下で阿部翔、比嘉が巻き返しを図る。

また、センターバックでは、西野が加入したものの、レンタル。
昨年芽が出た岡野の出番が減ってしまわないよう、チームとして先を見据えた起用を期待したい。

右SBは、北爪に新加入溝渕が挑む構図か。レギュラー奪取のチャンスの北爪に、入団前から気合十分の溝渕が競り合う形になれば、ファンも楽しめるポジションになりそうだ。多々良は、守備の質を向上させて、スタメン争いに割って入りたい。

最後に、GKは岡本のレギュラー死守に改めて期待する。
昨年の佐藤優、今年の山本海と、しきりに補強が入っている
が、岡本のプレーの質は決して下がっていない。ジェフ一筋の彼が、最後尾に控えてこそ、ジェフはジェフであると言えるのではないだろうか。実力者の加入で、ポジション争いが激しくなることは間違いないが、背番号1がゴールマウスに立ち続けることを、彼のいちファンとして願わずにいられない。