グリダーレさんとオシム監督の会談

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昨日27日(土)、姉崎練習場でグリダーレさんの呼びかけによるオシム監督への続投要請企画が行われました。


Web上での呼びかけを見る限り、集まってコールをするくらいなのかと思っていたら、練習後に監督と直接お話できる機会が設けられて、クラブハウスの裏手で即席の会談となりました。グリダーレの2人が代表としてメッセージを伝え、それに対してオシム監督が応える形式。


監督は、「今この場で来年も続けるかを答える事は出来ない。家族、体の問題もあり、ヨーロッパに帰ってから決めたい。ヨーロッパに帰るのは予め決まっていた事で、それは他のチームの監督になると言う事ではない」とおっしゃっていました。


15分ほどにもなる、長いやり取りの中で監督からは、
「戦っているのは私ではなく、試合に出ている選手達だ」と選手の頑張りを労う言葉や、「ジェフのようなクラブは与えられたものの中でやるしかない」「ジェフを『優勝させてくれ』と言われていたなら、監督を引き受けては居なかっただろう。『変えて欲しい』と言われたから引き受けた」「新スタジアムをどうするかは、チーム次第だ」そうした、クラブ全体への言葉を聞く事が出来ました。


その中でもサポーターに向けられる言葉は熱くさせられるもので、「ジェフサポーターは数は少ないが、質はとても高いと思っている」「選手達にもビッグクラブではなく、ジェフのようなチームを応援し続けて行くことはとても勇気あることだと話している」とおっしゃってくれました。


この中で、もちろん続投の結論は出ませんでしたが、最後に代表の一人と握手をし、「私は彼一人と握手をするが、ここに集まった皆さんやジェフサポーターの皆さんと握手をしたと思っている」と話されました。
結論がどうなるかは、本当に分かりません。続けて欲しいけれども、無理は言えません。監督がどう言う決断を下そうとも、それを尊重したいと思います。改めて、素晴らしい監督の下で自分たちはサッカーを観ている。そう思わされました。