ダブルボランチへの対応-大宮戦展望

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好調を維持する大宮との対戦。
10位と苦戦するジェフとしては、上を向いて戦う為に何としても落とせない試合だ。メンバー的にも、フルメンバーが揃いそうで、後は監督の胸先三寸一つ。臨海の不敗記録をさらに伸ばせるだろうか。

 

<千葉>
GK櫛野、DF大輔・イリアン、
MF阿部・坂本・水野・勇人・羽生・ガビ、FW巻・ハース
<大宮>
GK荒谷、DF三上・冨田・平岡・西村、
MF純マーカス・トニーニョ・藤本・トゥット、FW桜井・クリスティアン

 


大宮の好調の要因の一つが、中盤の底にどっしりとした安定感があるからだ。その安定感の源になっているのが、純マーカスとトニーニョ。ここをどう突破するかが、この試合の攻撃の鍵を握る事になりそうだ。
わざわざ中央からフィジカルで当たるのは無謀。ならば、羽生・勇人・水野あたりの機動力で、長い足の伸びてくるディフェンスを突破したいところだ。サイドに開いて、アーリークロスで、一気にディフェンスラインに風穴を開ける。そこに巻が飛び込んだり、林が抜け出せば、得点機は生まれるはずだ。

この2人をはじめ、大宮には大型選手が多い。逆に攻められた時には、セットプレーにも注意したい。このほか、トゥット・桜井・藤本と言う「足」のある選手も居る。カウンターにも注意が合わせて必要だ。

ジェフとしては、ポジションチェンジでバランスのとれた大宮の中盤を撹乱したい。
ここのところ追いかける展開ばかりなので、早い段階で得点を奪って、攻めさせる状況も作りたいところだ。