攻めに糸口無く、守備が決壊 第9節・水戸戦

攻めに糸口無く、守備が決壊 第9節・水戸戦

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前節からわずか3日だから、大きな変化が難しいにしても。
あまりに無策でしょ。

岡山戦の延長戦のような、何となく攻めているんだけど、得点を獲る術は持っていない攻撃。
「1点獲れていれば」と選手は言うけれど、「獲れていない」のは理由があるんですよ。
監督が言うように「思い切りが悪い」と言うのなら、それを打開する為に、何かやり方があるでしょうに。
何試合も変わらないと、今度はその指導力が足りないって言われてしまいますよ。

今日も試合内容は一緒。
攻めてはいるけど、点を獲れる気配が無い。

何故なら、スピードもアイデアも無いから。
前にボールを運ぼうとすれば停滞するし、前が詰まっていればチャレンジせずに逃げてしまう。
相手だって、なるだけそう言う形にさせて守ろうとするでしょう。

上手く守られているな、まずいなと思っていたら、 
3日前とほとんど入れ替えなかったスタメンの選手は案の定ガス欠を起こし始めて。
やられるとしたら、これしかないカウンターとセットプレーでものの見事にやられる。

こっちだって、さんざセットプレーはあったのに、ワンプレーに対する集中力の差でやられた。

2点を奪われて、それから出したのが大介に勇人。
疲れていたとは言え『個』の力があるジャイールを、劣勢で引っ込めて点を取れる絵図はあったのか。
最後の翔平のカードが切られたとき、順番も違うと思ったし、もうポジションがぐっちゃぐちゃで何をしたいのか良く分からない。かといって、パワープレーをするでもなく、1点を獲り返そうという気概がスタンドまで伝わって来ない。

何を綺麗にやろうとしているのか。
「俺が」気持ちを持ったヤツは居ないのか。
毎年書いていて悲しくなる。

「もっとやれるだろ、お前ら!」って声が、うな垂れて挨拶する選手達に幾人からもかかっていた。
ブーイングでもなく、本当にもっとやれるって思うから悔しさばかりが募ってしまう。

監督も、選手も、サポーターも、もっと我武者羅にならなくては。
10位と言う順位は、正に今の実力を表している。
今季を終わらせるも、この先に続けられるかも、今、自分達が甘さを捨てて変われるか否かだ。