【訃報】ベングロシュ元監督死去

ワールドカップイヤーの2002年にジェフの監督を務められた、ベングロシュ氏が亡くなられたようです。

The former Czechoslovak player and coach who was the assistant coach during the winning EURO 1976 or bronze medalist four years later, Jozef Venglo?, has passed away in the age of 84.

Rest in Peace. pic.twitter.com/MEzDdUPG6C

— Czech Football Team (@ceskarepre_eng) January 26, 2021

同氏は、当時の祖母井GMが東欧から監督・選手を招聘する強化路線の下、前任のベルデニック監督を引き継ぐ形で就任。前監督の指導の下、組織的なサッカーが出来るようになったジェフに、個々の選手で考え、判断する、自主性を求め、下地作りを進めてくれました。

補強では、かつて指揮したセルティックのレジェンドで、愛弟子のリュボ（モラフチク）を獲得。Ｊの歴史に残るビッグネームでしたが、怪我が完治せずほとんど試合に出れなかった事が悔やまれます。
その代わり、同じトップ下でルーキーの直剛を目にかけて育ててくれました。

既に高齢であった為、体調面の問題から指揮は1年間だけでしたが、後を引き継いだオシム監督がジェフの指揮を決断したのも、同氏の存在が大きかったと言われています。

UEFAやFIFAの重鎮と言う固い肩書とは対照的に、穏やかなおじいちゃん、と言う感じで。
姉崎でも、いつもファンサに気さくに応じてくれました。

ジェフでの指導、ありがとうございました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。

＜ガーディアン紙（英）＞