櫛野亮、引退

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別れはつきものとは言え。
いざ、その時を迎えると寂しいもの。

吼える守護神、櫛野亮が引退。
入団したのが17年前。そんなに昔!?
姉崎やら、志津やら、あちこちで、用具の詰まったリヤカー引っ張りながら、
練習に励んでいた姿が、ついこの前のように思い出されますが、
そんなに時間が経っていたとは。

下川の後を継いで、大量失点からスタートした時は、
大丈夫かなとも思ったけれども、
その後はぐんぐん成長して、時には動物的なスーパーセーブでピンチを救い、
時にはあさっての方向へ蹴飛ばすキックで頭を抱えさせ、
ジェフが良い時も悪い時も、常にクラブとともにあり、
最後の砦としてジェフを支え続けてくれました。

ここ数年は怪我が続いて、苦しい時もあったと思うけれども。
いざ出番を迎えたときには、あのチャントト共に迎える櫛野の姿が、
頼もしく目に映ったものでした。

携帯公式に載っていた、fromプレーヤーを読むと、引退の決断に至った経緯や、
心の内が垣間見えて、ますます寂しくなります。

今後は、ジェフに残って指導者を目指して行くとのこと。
タテさん、大さん、坂本さんに続き、クラブに残ってくれる元選手が増えていく事は、
ジェフの歴史をクラブに植えつける事にもなって、大切な事だと思う。

引退は残念だけれども。
これからもジェフの一員として共にある事を嬉しく思います。
本当に17年間、お疲れさまでした。
これからも宜しくお願いします。